岩田茉莉江、柳沢英輔
うみなりとなり Soundscape of Minamidaito Island
Otobin (otobin 001) / 日本
Album
- Format
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- CD
南大東島。
沖縄本島から東へ360km離れた絶海の孤島。4800万年かけて海底2,000mから珊瑚礁が隆起を繰り返して海面に現れた。ずっと無人島だったところを西暦1900年、八丈島の人々が開拓した。よって文化は八丈と沖縄のちゃんぷるー。江戸相撲、大東太鼓、三線、エイサー、大東寿司など・・・八丈と沖縄の文化が混ざり合い大東独自の文化形成が進む。開拓当時から基幹産業はサトウキビの作糖。島一面に広がるサトウキビ畑の下には未だ手つかずの鍾乳洞や地底湖が広がる。そしてダイトウオオコウモリ、ダイトウコノハズク、ダイトウビロウなど・・・世界でたった一つの自然が息づいている。
それまで国内各地で五感をつかい、耳を澄ますワークショップや音を模様にする『音絵』を描いてきた岩田茉莉江。
アジア各地で人間の耳には聞こえないような微細な音も含め、場所の持つ特徴的な響きを録音という形で捉えてきた柳沢英輔。
異なる音のアプローチをする2人が、独自の生態系と開拓後100数年の人々の歴史へと耳をすます。そこで聴き捉えたものとは・・・
『島の音の録音CD』『音絵冊子』で表現する。
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- サトウキビが風に揺れる音
- 3:37
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- 種切りとハーベスター
- 7:37
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- 見えない声
- 4:03
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- 海鳴り
- 5:12
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- 大東太鼓
- 2:59
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- ヤギ、草を食む
- 1:36
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- 石をうつ、水はねる
- 3:52
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- みずのなかに
- 5:39
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- 神宮に夜がきて
- 3:11
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- おみこし
- 2:41
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- 甚句を唄い相撲をとる
- 6:34
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- トタン屋根の雨音
- 7:52
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- 船がくる
- 6:13
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- 真夜中の生き物
- 3:12
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- 制作・音絵
- 岩田茉莉江
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- 制作・フィールドレコーディング
- 柳沢英輔
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- Mastering
- 柳沢英輔
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- Graphic Design
- 谷上公弥子
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- Web Design
- 金井敬造
レビュー/引用
佐々木敦. 2019.「これは小説ではない」『新潮』116(6): 255-265.