日本音楽学会(編)
音楽史事典
丸善出版
分担執筆
世界には数えきれぬほど多くの異なった音楽文化があり,その一つひとつが歴史的に成立して現在に至っていることは明らかなのであり,それらを包括するような歴史でなければ,少なくとも「音楽史」を標榜することはすでにできなくなっている.(中略)
本書ではそれゆえ,今の日本の我々が関心をもち,また取り組みうる音楽史の枠組みとして五つの章を設定した.日本音楽,西洋音楽,民族音楽,ポピュラー音楽,そして以上4章までの枠組みに収まらない領域横断的なトピックを扱う第5章という五つである.ことに第5章には,それぞれの音楽文化に共通する歴史,あるいは異なる音楽文化同士が接する際に生じる歴史などがテーマ設定されている.【「刊行にあたって」より一部抜粋】
担当箇所:第3章 諸地域の音楽史<東南アジア>「ゴング文化史」(pp.278-279)