柳沢英輔 著
ベトナムの大地にゴングが響く
灯光舎
単著
ゴングはどのように作られ、奏でられ、そして受け継がれていくのか――
古くより東南アジアに伝わる体鳴楽器ゴング。
重なり合う響きと繰り返される旋律が大地を震わし、人びとを集め、精霊を喜ばせる。
調律師や調律技法、音階と旋律、伝統の継承などについて、民族学、音楽学、音響学などの視点・手法を駆使し、ベトナム中部高原とその周辺地域のゴング文化の実態に迫った研究の集大成。
著者撮影の現地の映像資料やフィールド録音を視聴できるQRコードも掲載。
ゴングの魅力を、文章で、写真で、映像と音で、立体的に味わう。(出版社HPより引用)
第37回田邉尚雄賞(東洋音楽学会学会賞)受賞
http://tog.a.la9.jp/prize.html