2022年4月に、これまでの私自身の録音実践や他のアーティストの作品を通して、フィールド・レコーディングの魅力を広く伝える書籍『フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う』(フィルムアート社)を上梓しました。その後、現在まで様々なアーティストや研究者、批評家、職人、宗教家との対談やイベントに出演し、多くの書評が書かれました。ここでは本書に関わる活動をアップデートしていくつもりです。
主な出演イベント
- 2022年6月12日 「風景・音・思考 柳沢英輔『フィールド・レコーディング入門』、角田俊也『Landscape and Voice』ダブルリリースイベント」(佐々木敦、角田俊也、沼倉康介と登壇)、SCOOL(三鷹)
- 2022年8月31日 津田貴司×柳沢英輔×金子智太郎「録ることについて聴き、そして語ること。」『フィールド・レコーディングの現場から』(カンパニー社)『フィールドレコーディング入門』(フィルムアート社)W刊行記念、本屋B&B(下北沢)
- 2022年9月4日 フィールド・レコーディングを巡る対話「大友良英 × 柳沢英輔」、外(京都)
- 2023年9月24日 「フィールド・レコーディングを通して感応する世界」『Audio Base Camp #2』(Curated by 大城真)、YCAM(山口)
- 2024年2月11日 「The View Up Field Recording」(東岳志と共同企画・講師)、しばし(京都)
- 2024年4月24日 建築と音の話をしよう ー『具体的な建築』連続対談vol.1 出演:伊藤暁・柳沢英輔、誠光社(京都)
- 2024年5月11日 「MIMINOIMI – Ambient / Week- DAY6 ”環境を観察し、共に奏でる-フィールドレコーディングの実践”」(共演:畠中実、Ken Ikeda)、ポラリス東京
- 2024年5月25日・26日 「フィールドレコーディング講座:静かな町で耳を澄ます」(井口寛と共同企画・講師)、SALO(大磯)
メディア出演・書評
- 「朝日新聞」の連載〈後藤正文の朝からロック〉で紹介、2022年5月22日付朝刊
- J-WAVE「TOPPAN INNOVATION WORLD ERA」ナビゲーター:後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、2022年6月12日放送
- インタビュー掲載「intoxicate」2022年6月発行〈音によってとらえなおされる世界の豊かさに出会う〉(インタビュー・テキスト:畠中実)
- 書評掲載「日本経済新聞」2022年6月25日朝刊〈奥深い音の世界 垣間見る〉(評者:栗原裕一郎)
- 書評掲載「サウンド&レコーディング・マガジン」2022年7月号〈フィールド・レコーディングを知る最適の一冊〉(評者:横川理彦)
- 書評掲載「レコード・コレクターズ」2022年7月号〈マイクを向け編集することの本質を繊細に言語化〉(評者:西村直晃)
- 著者インタビュー掲載「京都新聞」2022年7月27日付〈録音から立ち上がる豊かな世界〉
- 書評掲載「週刊読書人」2022年8月5日付〈めくるめく音の世界へのいざない〉(評者:島村一平)
- NHKラジオ深夜便〔人ありて、街は生き〕「フィールドレコーディングの世界 音の風景を味わう」アンカー:中村宏、2022年12月10日放送
- TBSラジオ「アフター6ジャンクション」パーソナリティ: 宇多丸(RHYMESTER)、2023年5月17日放送
- 「対談 柳沢英輔×石田悠晃」『月刊同朋75巻6号 フィールド・レコーディング:「聴く」から広がる世界』(通巻866号)、pp.6-13、2023年6月、京都:東本願寺出版
- 著者インタビュー掲載「毎日新聞」2023年7月8日付
- 書評掲載「サウンドスケープ」23巻、pp.40-43、2023年7月(評者:川崎弘二)
- 書評掲載「東洋音楽研究」88号、pp.59-63、2023年8月(評者:塩川博義)
- 「VRでフィールド・レコーディングは可能?柳沢英輔が語る、聴く行為と音の情報量、テクノロジー(聞き手:大石始)」2023年10月、GEMINI Laboratory
- 「サウンドスケープ:耳を澄まして感じ取る、まだ知らない京都の風景」『アンドプレミアム』124号、pp.54-55、2024年4月
受賞ほか
- 第1回音楽本大賞「大賞」&「読者賞」、2023年7月9日
- ブックファースト新宿店「名著百選2022 私が今年、出会った一冊」に選出(選者:島村一平)
- 丸善ジュンク堂書店 美術書カタログ2024「defrag3」に選出